2015年04月08日
山梨県 すずらん群生地から釈迦ヶ岳 府駒山 御坂黒岳を周回



先週は三方分山から地味なほうの釈迦ヶ岳を訪れたので今週はメジャーなほうの釈迦ヶ岳に行ってきました。

コース
すずらん群生地駐車場(無料)
釈迦ヶ岳上芦川登山口
釈迦ヶ岳
府駒山
どんべい峠
黒岳北尾根登山口
黒岳
上芦川分岐
林道登山口
すずらん群生地駐車場










河口湖から若彦トンネルを通りすずらんの里バス停を右折して集落を抜けて進んでいくとすずらん群生地に到着しました。





































































とても広大な駐車場(100台以上)があり大きな笛吹市あしがわハイキングコース案内板もありました。


左端が舗装された道路で隣接しているのが駐車場です。当日は貸し切り状態でした。

釈迦ヶ岳の上芦川登山口には来た道を30分ほど歩いて戻ります。
雪があったり無かったりアイスバーンになっていたりしますが長い舗装路歩きに飽き始めた頃やっと登山口に到着しました


街灯もすずらんです


こちらがやっと到着した上芦川登山口になります。
クマ注意の案内と立派な登山口の標識があり、さあやっと山道だと思ったらこちらも舗装されていました



さらに20分ほど舗装路を歩いているとやっと舗装路も終わり登山ポストも置かれていました。

急斜面にジグザグに作られたコースですが踏み跡は明瞭でテープもありました。

駐車場から1時間ほど(登山口からは40分ほど)で尾根に取り付きました。

指導標には右に行くと釈迦ヶ岳35分、左に行くと神座山60分と書かれていました。

少しだけ釈迦ヶ岳方面に進むと檜峯神社下山用近道の指導標がありました。


釈迦ヶ岳に近づくと岩が多くなってきてロープ場もありました。



岩場を慎重に進んでいくとメジャーなほうの釈迦ヶ岳(1641m)に到着しました

駐車場から1時間30分ほど、登山口からは1時間ほどでした。
こちらの釈迦ヶ岳は天気が良ければ富士山や八ヶ岳など360度展望を楽しめるそうですが当日は曇りで展望はありませんでした。

山頂は細長い岩場の広場で眺望図や山梨百名山の標柱もありました。



こちらが釈迦ヶ岳名物の夫婦地蔵です。背後には富士山が見えるはずなのですが残念でした。

まだ時間も早かったので山頂で小休憩してから反対側の蕪入林道方面に進みました。

こちら側の斜面はアイスバーンが多かったのですぐに軽アイゼン(モンベルの6本爪)を装着して慎重に下りました。
こちら側にもいくつかロープ場がありました。



岩場が終わるとなだらかな尾根道になり雪の境界などあり快適に歩けました。

尾根を快適に進んでいると府駒山(1562m)に到着しました。
尾根上の小ピークで樹木に囲まれていました。ここでおやつタイム



府駒山から少し進むとすずらん群生地への分岐がありました。
私の持っている地図にこのコースはのっていませんが下山時に見つけたすずらん群生地駐車場の近くにあった登山口からのコースでしょう。


分岐を過ぎ10分くらいでどんべい峠(日向坂峠)に到着しました。
林道は冬季通行止めになっていました。
どんべい峠は釈迦ヶ岳と黒岳の2つの登山口にもなっていました。



林道を横切ってどんべい峠登山口から北尾根
を歩き黒岳を目指します。


期待通り北尾根だけあって雪もたくさんあって鹿?か何かの動物のトレースだけ


少し進み雪が増えたところで軽アイゼンからプラかんに交換
プラかん遊び歩きにワクワク



しばらく進むと林道からと思われるトレースも現れ、指導標もあり安心して歩けました。

上芦川への分岐もあり1人?のトレースもありました。

徐々に傾斜も増していき積雪量も増えてきました。

このあたりはまだ3段式のストックの1段目くらいの積雪量(30cmくらい)でした。

エビの尻尾も出来ていました


樹氷の森になっていてとても綺麗でした
景色に見とれてなかなか進めません



山頂近くは急斜面になり積雪量も増えて3段式のストックの2段目くらい(60cmくらい)までになりました。

山頂目前には雪に埋もれた社?もありましたが近づけませんでした。

どんべい峠から1時間40分ほどで黒岳(1792m)に到着しました。
雪に埋もれていますが広そうな山頂でした。


展望台という文字が何とか見えました


黒岳には今回のどんべい峠からのコース以外にも新道峠や御坂峠からのコースもあるようです。

山梨百名山の標柱もありましたが半分以上埋もれていました


展望台と思わしき地点にも行きましたがこんな天気なのでもちろん展望は無し

さすがにプラかん遊びにも疲れてちょうど雪もなかったのでこちらでランチタイム


1時間ほど休憩してから下山しました。来た道を戻ると埋もれた社の先に御坂峠への分岐があり黒岳自然保存地区の説明がありました。

山頂から40分ほどで上芦川への分岐に到着しました。
プラかん遊びもたっぷり楽しんだのでショートカットしてここから林道に出ることにしました。

トレースもテープもあり安心して下っていくと、どんどん雪も無くなっていきました


さすがに雪も減ったこの辺りでプラかんを諦めて外すことにしてストックにくくり付けました。

分岐から15分ほどで林道に出ました。

林道から見た登山口です。黄色テープが目印です。

林道を下るとすぐに新道峠に続く水ヶ沢林道(冬季通行止め)との合流地点でした。

合流地点から10分ほどで釈迦ヶ岳登山口を発見。おそらく府駒山とどんべい峠の間にあった指導標のコースの登山口でしょう。

登山口からすぐに駐車場に到着。相変わらず貸切状態の駐車場でした。





























2週続けての釈迦ヶ岳。どちらも残念な天気でしたが今週の釈迦ヶ岳は展望が良さそうなので天気が良い日にまた訪れたい。
黒岳の北尾根は雪がたっぷりで思う存分プラかん遊びが出来ました。疲れたけど楽しかった

今回の釈迦ヶ岳登山口から釈迦ヶ岳までのコースは舗装路歩きが多くてオススメしません。
釈迦ヶ岳には駐車場すぐ近くにある登山口からピストンのほうがよさそうでした。
展望の望めない日だからかハイカーさんには出会いませんでした。
スタート(すずらん駐車場) 7:35 ゴール(すずらん駐車場) 14:50