2015年04月09日
山梨県 南部町 十枚山 成島登山口からピストン じゅうまいさん




1つの大失敗と2つの幸運
父子ハイクなど思い出いっぱいの山梨県南部町に久しぶりに行ってきました。
今回のハイキングですが訳あって写真はありません

コース
剣抜大洞林道
成島登山口
栂尾根
石小屋
十枚峠
十枚山
十枚峠
石小屋
栂尾根
成島登山口
剣抜大洞林道











いつものように国道52号線から南部町に入り今回は十枚荘温泉方面に進みました。










十枚荘温泉を過ぎ集落を抜けると剣抜大洞林道が続いていました。
林道を進んでいくと車両通行止めのゲートのすぐ手前に十枚山の成島登山口を発見!
ゲート付近に数台駐車できるスペースがあり既に1台駐車済みでした。
ここで身支度を整えていると携帯電話を忘れてきたことに気付きました
ハイキングではいつも携帯電話で思い出の景色などの写真撮影をしています
・・・・・帰ろうかなと思いましたが景色は目に焼き付ければいいやと思い直して出発
登山口から初めのうちは急斜面の植林地をジグザグに上っていきました。
しばらく進むと尾根にのりました。栂尾根(つがおね)と言うそうで下の段、中の段、上の段、奥の段とそれぞれ順番に4箇所とても立派な標識がありました。
上の段を過ぎたあたりで雪が凍っている部分が出始めたので軽アイゼン(モンベルの6本爪)を装着。
アイスバーンや雪道を進んでいると奥の段あたりで本日初のハイカーさん(ソロ)と出会いました。
話をするともう十枚山に行ってきたそうで
、雪の状態を尋ねると石小屋という地点から先の夏道は雪でかなり危険な状態と教えてもらいました。
林道を進んでいくと車両通行止めのゲートのすぐ手前に十枚山の成島登山口を発見!
ゲート付近に数台駐車できるスペースがあり既に1台駐車済みでした。
ここで身支度を整えていると携帯電話を忘れてきたことに気付きました

ハイキングではいつも携帯電話で思い出の景色などの写真撮影をしています


登山口から初めのうちは急斜面の植林地をジグザグに上っていきました。
しばらく進むと尾根にのりました。栂尾根(つがおね)と言うそうで下の段、中の段、上の段、奥の段とそれぞれ順番に4箇所とても立派な標識がありました。
上の段を過ぎたあたりで雪が凍っている部分が出始めたので軽アイゼン(モンベルの6本爪)を装着。
アイスバーンや雪道を進んでいると奥の段あたりで本日初のハイカーさん(ソロ)と出会いました。
話をするともう十枚山に行ってきたそうで

お礼を言い先に進んでいくと雪が増えてきて硯石というポイントを過ぎて大きな岩がある石小屋というポイントに到着しました。
小屋とは言っても斜面にある大きな岩で休憩するには怖かったので通過すると??
目の前にスキー場の上級者コースが出現しました

トレースも無く離れた前方の木にはテープがあるのですがコースがどうあるのかまったく分かりません

おそらく急斜面をトラバースする細いコースが作られているのだろうけどあるのはスキー場のような急斜面。
これは一歩でも足を踏み入れたら滑落間違いなし
しかも今日に限って携帯電話も無し




これは無理ゲーだなと思いここで敗退しようと決めました。
・・・っとここで先ほどあったハイカーさんのことを思い出しました

ここがハイカーさんが危険だと教えてくれた夏道で、たしか上の十枚山には行ってきたと言っていた

ん?あれ??行ってきた???冷静になって周囲をよく見ると崖のような斜面に取りついた跡がありました

あとを追うように笹や木を掴んだりして無理矢理に崖を上ると先ほどのハイカーさんの真新しいトレースが続いていました
(アドバイス&トレースありがとうございました
)


ちょっと斜面を上ってから雪を踏んで平らにして軽アイゼンからプラスチックかんじき(プラかん)に交換しました。
プラかんの効果は抜群で雪に沈まなくなりトレースを辿っていくと斜面も徐々に緩やかになって樹林帯になりました。
ここの樹林帯だけが今回のハイキングで唯一ゆったりと歩ける場所でした

プラかん歩きを楽しんでいると尾根道に合流して十枚峠に到着。どうやらスキー場になっていた夏道はここに出てくるようでした。
峠からはひと上りで十枚山(1726m)に到着しました

山頂ではちょうど静岡県側からのソロハイカーさんが休憩中でした。
プラかんに驚かれていたので事情を説明して時間を教えていただきました。ありがとうございました

11時ちょっと前だったので登山口から3時間弱くらいかかったみたいです。携帯電話が無いので時間も分かりませんでした

ソロハイカーさんは下十枚山に向けて出発されました。十枚峠を挟んでここ十枚山と下十枚山(天津山)の2つ十枚山があります。
こちらの十枚山の山頂は広く中央には鐘が置かれていて山梨百名山の標柱もありました。
山頂では雪が降り始め展望はありませんでしたがランチタイム

予定では私も下十枚山にも行くつもりでしたがスキー場のこともあり雪も降ってきたので断念して下山しました。
また天候の良い日に携帯電話を忘れずに再訪します





























1つの大失敗とはもちろん携帯電話です

2つの幸運とは2人のハイカーさんに出会えたこと

1人目のハイカーさんが先行されていなかったら今回は間違いなく登頂は出来ませんでした

(後日ヤマレコというサイトで1人目に出会ったハイカーさんの十枚山の登頂記録を見つけました。国内外の山を登頂された凄いハイカーさんでした
)

2人目のハイカーさんもタイミングよく山頂で出会えて時間を教えていただきありがたかったです

スタート 8:00 ゴール 13:45
Posted by Natsutomo at 23:55│Comments(0)
│十枚山 1726m