2015年04月01日
神奈川県 丹沢 表尾根 ヤビツ峠から塔ノ岳ピストン とうのだけ



長男坊との3週連続の父子ハイキングも前回のパノラマ台で一段落しました。
父子ハイクでは短いコースばかりだったので今回はがっつりと丹沢の代表的なコースを巡ってきました。
詳細は下部にある 続きを読む をクリックして下さい。

コース
ヤビツ峠駐車場
表尾根登山口
二ノ塔
林道
三ノ塔
烏尾山
行者ヶ岳
新大日
塔ノ岳
登山口まで往路と同コース
護摩屋敷の水
ヤビツ峠駐車場












これまで丹沢周辺のシダンゴ山などはハイキング済みでしたが肝心の丹沢山塊は初訪問です。




























































丹沢山塊は人気があり混雑していそうでヒルが多いと私の勝手なイメージがあって避けていましたが冬のこの時期なら空いているのではと思いヤビツ峠から塔ノ岳をピストンハイクしてきました。
ヤビツ峠の駐車場は20台程度で混雑するそうなので早めに出発して6時半過ぎに到着しました。

到着してみるとこの時間でもう既に何台も駐車済みでした


駐車場にはトイレや案内図もありました。今回はヤビツ峠から塔ノ岳まで表尾根というコースを往復する予定です。

駐車場で身支度を整えて舗装された一般道を歩いて1.7km先にある登山口を目指します。
駐車場から20分ほどで富士見橋に到着しました。ここにもトイレがありましたが冬季閉鎖中でした。
富士見橋を渡り左折してまだ舗装路歩きが続きます




富士見橋から雪の多い舗装路を注意しながら歩くとすぐに表尾根登山口がありました。
やっと嫌いな舗装路歩きも終わり山道になりました

指導標にはここから塔ノ岳まで6.1km、ヤビツ峠まで1.7kmと書かれていました。
この先雪の状態は分かりませんがここで軽アイゼン(モンベルの6本爪)を装着しました。


登山口から15分ほどで一旦林道に出ました。左に15mだけ林道を歩きました。

林道から再び山道に入るポイントにビニール袋に入った石のボッカのお願いがありました。
お手伝いしようかと思いましたがこのコースは初ハイクで二ノ塔までどんなコースか分からなかったので止めておきました



二ノ塔までは樹林帯を抜けたりガレ場を抜けたりします。二ノ塔までの間にもう2、3人のソロハイカーと出会いました。

登山口から50分ほどで1座目の二ノ塔(1144m)に到着しました。山頂は小広くベンチが置かれていました。
ちょうど1人のソロハイカーさんが休憩中でした。
私もここで小休憩してレイヤリング調整。(フリースを脱いだだけですが
)


三ノ塔へ向かうと丹沢名物の木道と木製のハシゴが登場


二ノ塔から15分ほどで2座目の三ノ塔(1205m)に到着。
山頂は広くてログハウス作りの休憩小屋、ベンチ、眺望図などありました。


山頂からは富士山やまだまだ続く表尾根
、それに相模湾など見えて十分に満足したので帰ろうかと




思いなおしてハイキングを続けることにするとクサリ場があり傍らにはお地蔵様が見守っていました。


危険な箇所にはクサリやハシゴまで整備されていて、崩壊地はしっかり補修されていてとても安心でした。


上り返していると前方に三ノ塔からも見えた三角屋根の建物が見えてきました。

三ノ塔から20分ほどで3座目の烏尾山(からすおやま1136m)に到着しました。
山頂は広く三角屋根の営業小屋、烏尾山荘がありました。
この山頂にもベンチ、眺望図などありチップ(100円)制のトイレもありました。




烏尾山から進むと20分ほどで4座目の行者ヶ岳(1180m)に到着しました。
山頂は狭く石碑や保護地区の案内図などがありました。
行者ヶ岳は岩山で数ヶ所クサリ場もあったので慎重に進みました。





行者ヶ岳から35分ほどで5座目の新大日(1340m)に到着しました。
この山頂にもベンチと営業小屋がありましたが、この小屋は廃業されたそうです。
このあたりから(塔ノ岳方面からきた)すれ違うハイカーさんが出始めてきました。



新大日から10分ほどで木ノ又小屋がありました。こちらはとてもキレイでした。


この辺りは雪が多く木道から足を外すとかなり深かったです。
前方に塔ノ岳が見えて気分的に大分楽になりました。

最後に雪が融け始めてぐちゃぐちゃになりつつある急斜面を上りきると6座目の塔ノ岳(1491m)に到着しました。
駐車場から3時間30分ほど、登山口から3時間10分ほどかかりました。
山頂はとても広く人気の山らしいとても多くの人が休憩中でした。
山頂からは大展望で富士山を眺めながらかなり早目のランチタイム
をたっぷりとりました






山頂には営業小屋もあり宿泊が素泊4500円2食付6500円などと書かれていました。


1時間ほどゆっくりと休憩してから下山開始です。今回はピストンなので来た道を戻ります。

途中何度か小休憩をとったりして2時間ほどで三ノ塔まで戻ってきました。
改めて塔ノ岳方面を見て今日のハイクを思い出しながら最後の休憩をとりました。

帰りはちょっと寄り道して富士見橋の近くにある護摩屋敷の水を見学しました。

駐車場まであり多くの人が訪れるようです。ちょっと飲んでみましたがとても美味しいお水でした


護摩屋敷の水から20分ほどかかり駐車場に戻ってきて本日のハイキングも終了です






























初めての丹沢山塊ハイキングでしたが往路は人も少なく雪も解けておらず楽しいハイキングでした。
復路では雪が融け始めていて人も多かったのでぐちゃぐちゃの田んぼ状態で泥だらけになっちゃいました

木道、木製階段、クサリ、ハシゴ、トイレ、ベンチ、休憩所、眺望図、営業小屋といたれりつくせりのコースで人気があるのがよ~く分かりました。
ちょうどいい間隔で次の山頂に着くのも休憩が取りやすくてよかったです。
表尾根のコースはとても歩きやすく変化もあり楽しかったです。
ただし舗装路歩きが嫌いなのでヤビツ峠の駐車場から登山口までの一般道歩きが長くてつらかった(特に帰りは
)

次回は小屋泊にもチャレンジして丹沢山や蛭ヶ岳などにも訪れてみたい

この時季でこんなにも多くのハイカーに出会うとはビックリでした

スタート(駐車場) 6:45 ゴール(駐車場) 14:45