2015年04月03日
神奈川県 西丹沢 犬越路から檜洞丸を周回 ひのきぼらまる いぬごえじ



前回は表丹沢を初訪問して丹沢の代表的なコースである表尾根を歩いたので今回は西丹沢に初訪問。
ガイド本にはつつじ新道から檜洞丸を往復するコースが紹介されていましたがちょっと短めのコースだったので、犬越路という峠から檜洞丸を目指す周回コースをがっつりと歩いてきました。丹沢名物のあのお方にもお会いできました

詳細は下部にある 続きを読む をクリックして下さい。

コース
西丹沢自然教室
用木沢出合
犬越路
小笄
大笄
熊笹ノ峰
檜洞丸
つつじ新道
ゴーラ沢出合
西丹沢自然教室










今回は西丹沢に初訪問です。西丹沢自然教室の駐車場が利用できるらしいのですが混雑するみたいなので早めに出発しました。
































































6時半過ぎに到着するともう既に何台か駐車済みでした
駐車場は20台くらいで自然教室は開館前でしたがトイレは利用可能でした。


身支度を整え教室の近くにある山の神さまにお参りしてハイキングスタートです。

駐車場から5分ほどでつつじ新道の登山口がありました。帰りはここに出てくる予定です。

舗装された一般道を歩いているとキャンプ場がいくつかありました。
GWや夏だとキャンパーたちで賑わうのでしょうがさすがに冬のキャンプ場は静かでした



ウェルキャンプ場の看板にはハイカー向けの案内が書かれていました



自然教室から25分ほどで用木沢出合に到着しました。
ここが犬越路への登山口で沢出合という名の通り川と川の合流地点でした。
ここを右折して犬越路という峠を目指します。


ここは東海自然歩道でもあるようで案内図も置かれていました。

犬越路方面に進み200mぐらいですごく立派な鉄橋が現れました。

その後木製の橋を5,6回渡りました雪が凍っている部分もあり慎重に渡りました。
岩にペンキで書かれた指導標がいい雰囲気で気分も盛り上がります


沢を右に見ながら進んでいくと(登山口から25分ほど)よく整備された斜面が現れました。

歩きやすい斜面を上っていると10分ぐらい経った頃にがさっと物音がしました。
音がした方を見ると丹沢名物のあのお方がいらっしゃいました

そうシカです。丹沢名物のシカさんに丹沢ではやっと初遭遇です。ちょっと離れていましたが数分間見つめ合っていました

見つめ合っているとどこからかもう1匹現れて2匹仲良く去ってしまいました




犬越路までのコースは危険なところにはロープがありこれぞ丹沢という木製階段も整備されていてとても歩きやすかったです。


自然教室から1時間30分ほどで犬越路という峠に到着しました。
峠にはベンチも置かれていて避難小屋もありました。




こちらが犬越路避難小屋の中です。明るい室内でマナーよく使われているようでキレイでした。

バイオトイレも併設されていました。

こちらのベンチで小休憩しておやつタイム
をとってから軽アイゼン(モンベルの6本爪)を装着。

ここから小笄、大笄、熊笹ノ峰と尾根道を歩いて檜洞丸を目指します。

犬越路から先は雪がありましたがしっかりとしたトレースがあったので歩きやすかったです



階段も雪で埋もれていました。

小笄へ向かっているとたくさんの山の向こうに富士山が見えていい眺めでした


2座目の小笄(1288m)と3座目の大笄(1510m)には雪のクサリ場もありました。
上りならアイゼンも効いていいいのですが下りだと怖いかも


鉄製のハシゴもありました。ハシゴも上りならいいのですが下りは怖いかも


木製の階段も雪に半分埋もれていてくれてアイゼンでも歩きやすかった



犬越路から1時間40分ほどで3座目の熊笹ノ峰(1523m)に到着しました。
神ノ川方面への分岐やベンチがありました。ここで本日初のハイカーさん(ペア休憩中)に出会いました。


檜洞丸へ進んでいると山頂までもう少しのポイントで小さな雪庇が

もちろん皆さんのトレースどおり雪庇から離れて歩きました。

山頂直下100mぐらいから急に雪が多くなりだしました。

山頂から犬越路コースのスタートには注意喚起の案内もありました。

自然教室を出発してから4時間ほどで檜洞丸(1601m)に到着しました。
山頂では数名のハイカーさんが休憩中でした。

山頂は広くてベンチも置かれていて、祠や檜洞丸のブナ林の案内板などありました。

山頂からも樹木越しにかろうじて富士山が見えたので富士山を眺めながらの早目のランチタイム


檜洞丸は青ヶ岳とも呼ぶそうで少し離れたところに営業小屋もあるそうです。


1時間ほど休憩してから下山開始します。下山にはつつじ新道というコースを下りていきます。

下山するとすぐにソーラーと風力のハイブリッド発電を利用したオゾン測定器があり風車がすごいスピードで回っていました


丹沢らしい木道をしばらく下りていきます。途中で2本に分かれていたりしてすれ違いも容易でした。

途中にはベンチもありましたが雪に埋もれていました。

途中クサリ場やロープ場もありお昼前のいい時間という事もあり多くのハイカーさんとすれ違いました。
展望台を過ぎてゴーラ沢出合の少し前にベンチがあったので小休憩しておやつタイム


山頂から1時間30分ほどでゴーラ沢出合に到着しました。
丁度いい沢だったのでアイゼンの汚れを落としました。
すると丁度ソロハイカーさんが下山されてきたので渡渉ポイントを聞いてみると同じく初訪問のかたでした

でも結局そのハイカーさんが向こう岸にあるピンクテープを見つけてくれて無事渡渉に成功
ありがとうございました




渡渉してちょっと小休憩して斜面に作られたコースを歩いていくと30分くらいで朝に通過した登山口に到着。


途中キャンプ場の自販機でジュースを買ったりして10分くらいで西丹沢自然教室に到着しました。
駐車場に入りきれなった車があふれていました
やはり丹沢は人気ですね
































同じ丹沢でも前回の表尾根に比べると人も少なかったです。(それでもかなり多いのですが)
用木沢出合から檜洞丸までは途中から雪もありアップダウンもありと歩きがいのあるコースでした。
つつじ新道のコースは雪も少なくアップダウンも少なく歩きやすかったです。
最後の渡渉ポイントは橋も無く本当の渡渉で楽しかった

今度はシロヤシオのシーズンに父子ハイクで訪れて花を楽しみたい

最後に同日、檜洞丸から下山中に滑落事故で亡くなった方がいたそうです。ご冥福をお祈りします。
スタート(自然教室) 6:40 ゴール(自然教室) 14:05
Posted by Natsutomo at 23:18│Comments(0)
│檜洞丸 1601m