2015年04月13日
山梨県 新鳥坂トンネルから春日山や名所山を経て滝戸山 ピストン



以前入手した山梨県笛吹市のトレッキングガイド。笛吹市にある山梨百名山9つの山が掲載されていてとても便利です。
このガイドで春日山・滝戸山コースが紹介されていてコース途中の名所山から鴬宿峠のコースタイムが1時間40分になっていたので歩くのを躊躇していましたがよ~く調べてみると誤植のようでした。
それでは本当はどれくらいのコースタイムなのか実際に歩いてみようと河口湖に向かいました。
ちなみにガイドでは稲山ケヤキの森から滝戸山へのコースになっていて片道の所要時間360分(健脚向き)。

コース
新鳥坂トンネル
旧鳥坂トンネル登山口
鳥坂峠
春日沢ノ頭
春日山
黒坂峠
名所山
鴬宿峠
滝戸山
往路を戻る
新鳥坂トンネル











河口湖から若彦トンネルを抜け新鳥坂トンネルへ到着。









































































トンネル手前に駐車できるスペースがありました。

反対車線にはもっと大きな駐車スペースがありましたが当日はどちらも貸し切り状態でした。

旧鳥坂トンネルへ向かう道に車両進入禁止ゲートがあり立派な登山口の標識がありました。

ゲートを越えて進むとすぐに登山口があり山道が始まりました。
登山口には指導標もあり釈迦ヶ岳と春日山と書かれていました。


旧鳥坂トンネルの様子を見てみると入り口はコンクリートで埋められていました


旧トンネルを越えていくようにして進んでいくとすぐに鳥坂峠に到着しました。
指導標が崩壊しかけていますが(今回のコースではいくつも指導標が崩壊していました
)分岐を右が釈迦ヶ岳、左が春日山です。



指導標は残念な状態でしたがコースはしっかりしていてテープ、ペンキもあり踏み跡は明瞭なので安心でした。


境界見出標もいい目印になりました。

いくつか新しい指導標も設置されていました


登山口から45分ほどで春日沢ノ頭(崩山)(1235.1m)に到着しました。
今回のコースではここが一番の展望ポイントらしいのですがガスで真っ白でした
(この日は曇りで展望は期待していませんでした
)




笛吹市のトレッキングガイドでは稲山ケヤキの森から稲山を経由するコースが紹介されています。
ケヤキの森には駐車場やトイレもあるそうなので父子ハイクに良さそうです


三等三角点もありましたが真っ赤でした


春日山へはアップダウンはありますが歩きやすいコースでした。
この辺りから猪が掘り起こしたような跡が多くありました。

春日山の手前には動物の骨が落ちていました(他の部位はありませんでした)


春日山の手前で林道?と合流して急に広々としました。

春日沢ノ頭から20分ほどで春日山(1158m)に到着しました。
山頂には電波塔や電線もあり山頂らしさはありません。
山名標識がある広場も樹木に囲まれていて展望はありません。


電波塔のすぐ隣りに山梨百名山の標柱と石柱がありました。
ここの山梨百名山の標柱の標高は先ほど通った春日沢ノ頭の標高が書かれていました!?



春日山から10分ほどで黒坂峠に到着。林道も通っていました。


林道を横切り歌碑の前を通り鴬宿峠(おうしゅくとうげ)の指導標に従い名所山に向かいます。


最初はしっかりと階段が整備されていました。

階段が終わると滑りやすい土のかなりの急坂ですがすぐに名所山頂上に到着します。

黒坂峠から15分ほど(登山口からは1時間30分ほど)で名所山(1236m)に到着しました。

山名標識には山梨百名山 春日山最高点と書かれていて小さく名所山(旺文社)の文字があり標高も修正されていました


名所山から急坂を下っていくと分岐路がありました。
ここの指導標も崩壊していました
(しかしよく見ると小さく手書きされていました
)







分岐を過ぎて進んで行きしばらくすると右手側に林道が見えてきました。


途中には防火帯もあり広くなりますが石も多くありました。

防火帯が終わると樹林帯になりますがテープが多くありました。
一箇所小さな谷になっている部分はみなさんそれぞれに抜けていくようでルートがいくつも出来ていたので往路は大きく迂回して復路は最短距離で抜けてみました



名所山から45分ほどで旧鴬宿峠(地形図では鴬宿峠)に到着しました。
ナンジャモンジャの木と言われるリョウメンヒノキと祠があり説明板もありました。


ナンジャモンジャの木の見学をしてすぐ近くにある登山口から林道に出ます。
指導標もあり鴬宿峠、滝戸山方面に林道を進みます。


10分もかからずに(笛吹市のガイドでは)鴬宿峠となっている林道の合流地点に到着しました。
車での移動が多くなった今ではこちらが鴬宿峠になっているようでした。
今回のハイキングのテーマだった名所山からこの鴬宿峠への歩行時間ですが往路で約55分。復路で約40分でした。
なのでガイドの1時間40分というのは1時間と40分の誤植でしょうね。

峠には駐車スペースもあり恩賜林の説明板や指導標もありました。
指導標には滝戸山40分、春日山70分と書かれていました。(今の名所山が昔は春日山だった?)

こちらの林道標識の右足部にはテープが
なので右の林道を進みます



すぐに滝戸山の登山口がありました。反対にはベンチも。


こちらのコースもしっかり整備されていて踏み跡は明瞭で歩きやすかったです。
ただ猪の掘り起こした跡がたくさんありました



滝戸山の登山口からは35分ほど(スタートの登山口からは3時間ほど)で滝戸山(1221m)に到着

山頂は樹木に囲まれた広場で山梨百名山の標柱、二等三角点などありました。
あいかわらずのガスっぷりで展望はありませんでしたがこちらでランチタイム




1時間ほど休憩してから下山開始して往路を戻りました。この滝戸山登山口からは舗装路歩きです。

こちらの旧鴬宿峠(ナンジャモンジャの木)から山道に入ります


しばらくすると小さな谷があります。帰りは迂回しませんでした。

名所山の急坂を上って下りて黒坂峠に到着したので小休憩。
往路では気付かなかった祠がありました。


この日は一日中曇りでコース中で一番展望がいい春日沢ノ頭では帰りも展望はありませんでした


結局1人もハイカーさんに出会うことなく新鳥坂トンネルまで戻ってきて
ハイキング終了です































3月にはいってずっと展望のないハイキングばかりです

今回も曇りで展望が望めなかったのでどうせならと展望が無いコースを歩いてきました。
名所山と鴬宿峠のコースタイムは分かったので稲山ケヤキの森から歩くのも良さそうです。
鳥坂峠から春日沢ノ頭への途中で鹿らしい物音がありましたが発見できませんでした

コース途中の名所山は黒坂峠、鴬宿峠のどちら側も急坂ですが短いのが救いでした。
1人のハイカーにも出会わない静かなハイキングを楽しめました。
スタート(旧鳥坂トンネル登山口) 7:00 ゴール(旧鳥坂トンネル登山口) 13:40
山巡りde甲府名山 山梨県甲府市
バッジdeハノフマロ 山梨県精進湖
靴慣らしde鬼ヶ岳と王岳 山梨県富士河口湖町
山梨県富士五湖de靴慣らし 鬼ヶ岳と王岳
山梨県 足和田山を敗退したので王岳へ 富士五湖
山梨県 午前は茅ヶ岳 午後は羅漢寺山(弥三郎岳)と山梨百名山を2座
バッジdeハノフマロ 山梨県精進湖
靴慣らしde鬼ヶ岳と王岳 山梨県富士河口湖町
山梨県富士五湖de靴慣らし 鬼ヶ岳と王岳
山梨県 足和田山を敗退したので王岳へ 富士五湖
山梨県 午前は茅ヶ岳 午後は羅漢寺山(弥三郎岳)と山梨百名山を2座